
2. 手軽にできるストレス解消法 ー「腹式呼吸法」
脳に働きかけ、ストレス状態を緩和する腹式呼吸法
ストレス状態になると脳の働きが乱されますが、これを整える効果があるのが腹式呼吸です。ふだん私たちが無意識で行っている呼吸は、吸い込みの浅い胸式呼吸です。
一方、腹式呼吸は文字通りおなかにある横隔膜を使うので、肺にたっぷり空気を吸い込むことができます。
腹式呼吸を行うと、自律神経の働きが調整され、脳内ではストレスを緩和するセロトニンというホルモンの分泌が盛んになります。
一方、腹式呼吸は文字通りおなかにある横隔膜を使うので、肺にたっぷり空気を吸い込むことができます。
腹式呼吸を行うと、自律神経の働きが調整され、脳内ではストレスを緩和するセロトニンというホルモンの分泌が盛んになります。
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(1) 吐く
立っても座っても行えます。へそから下のおなかの力で押し出すようにして、口からできるだけゆっくり息を吐き出します。このとき、おなかがへこむことを意識しましょう。
(2) 吸う
へこんだおなかを緩めると、一気に息を吸い込めます。吸い込むのは口からでも鼻からでもかまいません。このとき、おなかが膨らむのを意識しましょう。
*女性は体の構造上、腹式呼吸がやりにくいことがあるかもしれません。その場合は、あおむけに寝て、おなかの上に電話帳のような大きめの本などを載せて行うと、おなかの動きが見えやすくなります。