ローソン健康保険組合
メンタルヘルスの基礎知識

2. 手軽にできるストレス解消法 ー「入浴法


心身のリッラクスに、のんびり入浴法

 お風呂好きの日本人にとって、入浴は格好のリラックスタイムです。シャワーでサッと洗ってオシマイ!ではなく、湯船にゆったりとつかる日本式の入浴は、心も体も柔らかく、そして温かくしてくれます。
(1) お風呂の効果
 物理的には温熱、水圧、浮力の3つ。温熱効果は血液循環や新陳代謝を活発にし、筋肉や関節を柔らかくします。これに水圧と浮力の効果が加わると、血圧を下げ、筋肉のしこりをほぐして心身の緊張も和らぎます。
 心身のリラックスには、ぬるめの湯にゆっくりつかる方法(副交感神経を刺激する方法)が適しています。

(2) ハーブ風呂
 ハーブのエッセンシャルオイル(精油)を浴槽に数滴たらすと、香りがリラックス効果を高めます。ハーブをひとつかみ、ガーゼなどでくるんで浮かべるのもよいでしょう。ゆず湯やしょうぶ湯はさしずめ和風ハーブ風呂です。

(3) 入浴法応用編
 寝起きに熱めのシャワーは交感神経を優位にして心臓などの動きを活発にさせ、スッキリした目覚めに。熱めの湯にさっとつかると集中力も高めます。


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