2021年度決算のお知らせ
ローソン健康保険組合の2021年度決算が、2022年7月19日開催の第43回組合会において議決されましたのでお知らせします。
一般勘定
※「単年度収支状況」と「収入支出決算概要」は会計基準が異なるため、数値に一部相違がございます。
単年度収支状況
収入支出決算概要
収入 | |
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科目 | 決算額(千円) |
健康保険料 | 3,905,814 |
調整保険料 | 56,892 |
繰越金 | 1,142,000 |
国庫補助金収入 | 607,562 |
雑収入 | 1,876 |
合計 | 5,714,144 |
支出 | ||
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科目 | 決算額(千円) | |
保険給付費 | 2,229,461 | |
法定給付費 | 2,183,890 | |
付加給付費 | 45,571 | |
高齢者納付金 | 2,073,835 | |
前期高齢者納付金 | 1,128,580 | |
後期高齢者支援金 | 945,220 | |
病床転換支援金 | 3 | |
退職者給付拠出金 | 32 | |
保健事業費 | 284,896 | |
事務所費他 | 106,687 | |
財政調整事業拠出金 | 56,775 | |
補助金返還 | 639 | |
合計 | 4,752,293 |
収支差引残額 | 961,851,263円 |
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決算残金処分(内訳) | |
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準備金 | 0円 |
別途積立金 | 61,745,440円 |
繰越金 | 900,000,000円 |
財政調整事業繰越金 | 105,823円 |
※収入から繰越金1,142,000千円を引いた単年度収支は180,149千円の赤字です。
健康保険料率 | 90/1000 | |
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事業主 | 45/1000 | |
被保険者 | 45/1000 | |
被保険者数 | 9,180人 | |
男性 | 6,114人 | |
女性 | 3,066人 | |
平均標準報酬月額 | 332,482円 | |
総標準賞与額 | 7,790,244千円 | |
平均年齢 | 41.17歳 | |
被扶養者数 | 6,078人 |
介護勘定
収入 | |
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科目 | 決算額(千円) |
介護保険収入 | 482,569 |
繰入金 | 15,000 |
雑収入 | 12 |
合計 | 497,581 |
支出 | |
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科目 | 決算額(千円) |
介護納付金 | 478,189 |
還付金 | 122 |
合計 | 478,311 |
収支差引残額 | 19,269,894円 |
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決算残金処分(内訳) | |
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準備金 | 9,631,894円 |
繰越金 | 9,638,000円 |
介護保険料率 | 18.0/1000 | |
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事業主 | 9.0/1000 | |
被保険者 | 9.0/1000 | |
被保険者数 | 6,146人 | |
保険料納付対象者 | 4,741人 | |
平均標準報酬月額 | 390,271円 | |
総標準賞与額 | 4,237,591千円 |
概況
当健保は2020年度まで単年度の黒字決算が続いた中、保有する財産の状況を鑑み、2021年度より一般保険料率(健康保険)を9.8%から9.0%に引き下げました。
これは当面の単年度赤字決算を想定し、2年から3年毎に財政状況を検証し、保険料率等を検討する事として行っています。
保険料率を引き下げた初年度である2021年度については、約8億円の収支赤字という非常に厳しい想定をしておりましたが、国からの補助金等もあり約1億8千万円の収支赤字となり、想定よりも低い赤字額で着地する事が出来ています。
しかしながら、当健保の財政状況の先行きは依然として大変厳しいことが想定されます。
当健保は被保険者数・被扶養者数共に2018年度以降減少傾向にありますが、その一方で医療費など保険給付費が増加しており、被保険者一人当たりの保険給付費はここ5ヶ年で約12%上昇しています。平均年齢の上昇を加味してもこの保険給付費の増加は想定を上回っており、当面の収支赤字額の増加に直結するため、一層注視していかなければならない状況です。
加えて2022年度は団塊の世代800万人の後期高齢者移行が始まり、今後の高齢者医療の拠出金の上昇も収支赤字の増加に繋がることは明白です。
このように厳しい状況にある中でも、当健保は健診やレセプトのデータを一層活用し、健康課題が顕在化している加入者への受診勧奨等に加え、年代別・性別・職種別等の分析を行いそれぞれに合った保健事業を加入各社とのコラボヘルスにより推進する事で、加入者の健康リテラシーの向上と生活習慣の改善を実現し、加入者の健康増進と健保財政の安定に取り組んでまいります。